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北陸工業新聞社
2022/12/21

【富山】設計、施工分離の従来型/小矢部市新給食センター整備/立地は新西に

 小矢部市は、新学校給食センター整備で、事業手法として設計と施工を分離発注する従来方式を採用する意向だ。立地場所については、新西の創業者支援団地用地に絞り込んだ。基本計画に盛り込み、市議会3月定例会に提出する。
 市では、基本構想(2020年度策定)、整備手法・概算工事費検討報告書(21年度策定)を踏まえ、基本計画の策定に取り組んでいる。事業手法は、設計と施工を一括して発注するDB方式が比較された。立地は鷲島の桜町遺跡出土木製品管理センター用地と比較した。
 事業期間は3年程度。概算整備費は約16億円が見込まれる。資材高騰などの影響を考慮して基本計画に反映させる。
 現在のセンター(赤倉地内)は、1977年にオープン。施設は本館がS造平屋建て約724平方メートル、ほかにスクールバスの車庫がある。施設および設備の老朽化から移転による更新が図られる。新センターでも現在と同じく9小中学校に提供し、車庫も敷地内に配置される。
 新センターなどの整備に備えるため小中学校基金に2億円が積立られている。
 基本計画策定支援は新日本コンサルタントが担当。

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