トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2022/12/26

【滋賀】県長浜土木 梅ケ原地区の急傾斜地崩壊対策

 滋賀県長浜土木事務所は、米原市梅ケ原地先において「梅ケ原地区急傾斜地崩壊対策事業」に取り組む。21年度に委託した詳細設計と土質調査・路線測量を完了し、22年度は委託済み用地測量業務を年度内に完了予定、23年度行う予定の用地買収が順調にいけば24年度にも初弾工事を発注・着工したい考え。現時点では26年度までの3ヵ年での施工を見据えている。
 梅ケ原地区の急傾斜地崩壊対策事業では、米原市梅ケ原地先の住宅地近くの土砂災害の発生の恐れのある区域において、崩壊土砂防護柵工の設置によって有効な急傾斜地崩壊対策工事を行う。22年度は用地取得に向けた対象範囲2500平方b規模の用地測量業務を京津測量(大津市)に委託し(8月25日開札)、23年3月8日までの期間でまとめる。
 21年度に発注・完了した設計業務は正和設計(大津市)が担当し、梅ケ原地先の住宅背後の区域に設置する崩壊土砂防護柵工延長204bについて、詳細設計を行った。
 21年度設計と並行して行った梅ケ原地区急傾斜地崩壊対策土質調査は、浜エンジニアリング(長浜市)が担当し、機械ボーリング(4本)20b、標準貫入試験20回、簡易動的コーン貫入試験28bを実施。また、21年度に行った測量業務はESCube(米原市)が担当し、路線測量0・21qを実施した。

提供:滋賀産業新聞