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建通新聞社
2022/12/26

【大阪】大阪メトロ 森之宮に新駅設置へ

 Osaka Metoroは12月21日、大阪城東部地区に位置する森之宮検車場内に新駅を設置する方針を決定したことを明らかにした。大阪城東部地区まちづくりの1・5期開発に合わせ、2028年春の開業を目指す。今後、新駅設置の事業化に向けて関係者と継続した協議を行い、建設計画や運転計画、駅名などについて検討を進める。
 万博開催とIR開業を予定する西の拠点「夢洲」に対し、森之宮キャンパスの整備などまちづくりを進めている「森之宮」を東の拠点に位置付け、東西軸の中央線を強化し、大阪の発展に寄与することを目指す。新駅の方針としては、鉄道・オンデマンドバスなどに加え、他の輸送モビリティとも結節した次世代交通ターミナルの設置を目指す。
 現在、既存の保守施設の移設・撤去を行っており、万博開催までに森之宮検車場内に13列車分の留置線を整備する。
 万博閉幕後、増備した列車を他号線へ転用するため、改造する。他路線へ列車を移した後に留置線を撤去、その留置線跡地を活用して「新駅」を設置する。また、既存の側線を営業線化に対応させるため、線路設備・信号設備の高度化を図る。
 森之宮検車場の敷地面積は約11・5f。このうち、東側の約2fは大阪メトロの開発予定地となっている。