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建設経済新聞社
2023/01/10

【京都】新桃映地域公民館新築工事 令和5年度予算に1・9億円要求

 福知山市は、新桃映地域公民館の新築工事を計画。令和5年度一般会計当初予算案の要求段階において、桃映地域公民館等整備事業に1億9361万円を要求した。予算が認められれば秋頃にも着工する予定。
 新公民館は、地域住民の生涯学習や地域福祉、住民自治、避難所、教育集会所等の多機能・複合型の地域コミュニティの拠点施設とする。
 屋上に太陽光発電システムを設置し、再生可能エネルギーを活用。蓄電システムと電気自動車の蓄電池から建物に電力を供給するV2B機器などを整備し、避難所機能を有した高機能な建物とする。バリアフリー化とともにWi−Fi環境も整備し、住民ニーズに対応した様々な活動が可能な施設を目指す。
 建設地は東堀教育集会所「通称・大正文化センター」の解体跡地(福知山市字堀小字下ノ路2077−1)の敷地991uで、用途地域は準工業地域。
 同市は令和4年11月の入札で設計をみやこ設備設計(京都市中京区)に決めた。設計工期は令和5年5月12日。
 また建設予定地の地質調査について、令和5年1月18日に開札し、担当業者を決める。履行期間は令和5年3月15日。
 新公民館の規模はRC造2階建、延812u程度を想定する。1階に学習・講座兼会議室(1)(2)(3)、住民自治ルーム、フリースペース、包括支援センター、大正文化センター事務室、公民館事務室、調理室、備蓄倉庫、トイレなど、2階に大会議室、倉庫、トイレなどを配置する。エレベーターは1基。
 新公民館の工期は令和5年10月から6年9月を予定。