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日刊建設タイムズ社
2023/02/02

【千葉】7月に総合評価公告/24年からDB方式で整備/概算事業費に総額106億円/八千代市

 八千代市は1日、デザインビルド(DB)方式により整備を計画している新庁舎等の基本設計の素案を公表した。7月に総合評価落札方式を公告。12月定例議会で承認が得られれば、2024年1月に実施設計・建設工事に着手し、26年5月の供用開始を目指す。概算事業費は105億7100万円。うち、新庁舎等工事費は79億6000万円、旧庁舎解体工事費は5億1500万円。
 建設地は、大和田新田312―5の市役所敷地内。敷地面積は2万5017・28u。敷地内には、既存庁舎(本庁舎旧館・新館・別館)、上下水道局庁舎、多目的棟、福祉センター、各種倉庫、来庁者用・公用車用駐車場がある。敷地北西側の来庁者用駐車場北側部分に新庁舎を配置し、幅員20mの都市計画道路新木戸上高野原線(新川大橋通り)側に広場と大型ピロティ、メインアプローチを設ける。
 新庁舎は、庁舎と付属棟(公用車車庫)で構成。庁舎の規模等は、S造・免震構造5階建て、建築面積4015u、延べ床面積1万2916u、高さ22・6m。付属棟の規模等は、S造平屋建て、建築面積・床面積152u、高さ4m。
 新庁舎の主なフロア構成は、1階がテラス、待合ホール、総合案内・窓口、食堂、会議室兼イベントスペース、執務室、2階がベビーカースペース、キッズスペース、テラス、執務室、相談室、授乳室、3階が執務室、市長室、会議室、4階が議場、議会事務局、委員会室、応接室、議員控え室、正副議長室、傍聴ラウンジ、5階が機械室など。各階にオストメイト対応の多機能トイレを設置。エレベーターは3台(うち1台はストレッチャー対応)。
 既存庁舎のうち、本庁舎旧館と新館は、新耐震基準を満たしていないため、新庁舎建設後に解体し、駐車場とする。
 本庁舎別館、上下水道局庁舎、多目的棟、福祉センター、各種倉庫については、継続して利用する。
 パブリックコメントを3月2日まで実施している。市内在住者や市内事業者などを対象とし、意見は持参、郵便、ファクス、ちば電子申請サービスにより、総務部庁舎総合整備課へ提出する。k_times_comをフォローしましょう
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