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建通新聞社(神奈川)
2023/02/08

【神奈川】横浜市 臨港パーク先端部、砂浜も整備

 横浜市港湾局は、2023年度に臨港パーク先端部の整備に着手する。親水護岸を約100b延長して三角形の海域を創出し、人工海浜やCO2を吸収する「ブルーカーボン」としての機能を担う藻場・浅場を造成。護岸の先端には展望ゾーンを設け、観光船発着の桟橋も整備する。23年度当初予算案の一般会計に事業費11億2500万円、埋立事業会計に9億4000万円を計上した。
 初弾の造成工事を「港湾土木」で第1四半期に発注し、地盤改良工や直立消波ブロックの製作・設置などを2カ年で進める。新たな海域は約5000平方bで、水深が約10b。消波ブロックは生物共生型とする。
 第2弾として24年度に海域陸地側の藻場・浅場や岩場、砂浜の造成工事を「港湾土木」で発注し、25年春に全体を完成させる。砂浜にはビーチバレーコートの整備も計画、ブルーカーボン機能の付加とにぎわいのあるシンボリックな港づくりを同時に進める。
 設計は復建調査設計(横浜市中区)。
提供:建通新聞社