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建通新聞社(中部)
2023/02/09

【三重】津市 六つの施設を一括譲渡貸付 障害福祉サービス事業所

 津市は、障害福祉サービス事業所の今後の管理運営について方針を固めた。1月に開いた全員協議会で明らかにしたもので、6カ所ある全ての事業所を分割せず一体的な事業として運営する事業者に譲渡・貸し付けを行うため、7月に一般競争入札を公告する。2024年3月に運営事業者を決定、25年4月から運営を開始する。事業期間は10年間。
 対象となる事業所は、たるみ作業所、コスモス作業所、まつぼっくり作業所、むくの木ワーク、はくさん作業所、はくさんホーム。むくの木ワークを除く5事業所で国からの補助を受けた建築や改修を実施していることから、処分制限期間内に有償譲渡・貸し付けを行う場合に補助金などの返還義務が発生する。返還見込額は合計で1億円程度。
 このため、たるみ作業所は土地を有償、建物を処分期限期間内は無償で貸し付ける。まつぼっくり作業所は土地を有償、建物を処分制限期間が終了する28年度まで無償、それ以降有償で貸し付ける。むくの木ワークは土地・建物ともに有償で貸し付ける。コスモス作業所は「とことめの里一志」のパターゴルフ場の一部に移転予定であることから、土地を有償譲渡する。はくさん作業所とはくさんホームは土地を有償、建物を処分制限期間内は無償で貸し付ける。
 入札参加資格は、市内で障害福祉サービスのうち就労継続支援B型、生活介護、共同生活援助のサービスを提供している社会福祉法人などの法人格を有していること。
 契約の条件として、現在のコスモス作業所で提供しているサービスと同等以上の施設を27年10月までに整備し、完成後2カ月以内に新施設へ移転することなどを挙げる。
 運営事業者の決定方法としては、評価額などを参考に最低価格を定め、その総額を予定価格(最低入札価格)として最高価格で入札した者とする。
 今後のスケジュールは、6月に25年4月1日を施行日とする各種条例の廃止に関する議案を市議会に提出する。その後、一般競争入札を経て、24年6月に財産の無償貸し付けについての議案を市議会に提出する。運営事業者が公共的団体の場合は除く。
 現在、津市社会福祉事業団が指定管理者制度で全ての施設を運営している。

提供:建通新聞社