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日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/02/14

【埼玉】朝霞和光資源循環組合 23年度一般会計予算を公表

 朝霞和光資源循環組合(管理者・柴ア光子和光市長)は2023年度一般会計予算を公表した。DBO方式で進める新ごみ処理施設建設事業に関して、建設工事費(23〜27年度)、運営業務費(23〜47年度)、設計施工監理費(23〜27年度)をそれぞれ債務負担行為として設定。事業者選定へ向けて4月にも入札を公告し、11月に落札者を決定する流れを見込む。
 3件の債務負担行為については、4月に入札を控えていることから具体的な限度額を設定していない。事業者選定後に詳細な事業費を固め、今後の予算へ費用を順次組み込んでいく流れを想定している。
 ごみ処理施設は、新たにエネルギー回収型廃棄物処理施設(ストーカ式、処理能力87・5t/日×2炉)、マテリアルリサイクル推進施設(破砕・選別・保管、処理能力17t/日)を整備する計画。新施設整備に当たり、現況の和光市旧ごみ焼却場(S造一部RC造2階建て)を解体する。建設地としては、和光市新倉8丁目地内の敷地2万4900uを用いる。
 事業者選定までの工程は、4月に入札を公告した後、参加表明書・参加資格審査申請書類を5月に受け付ける。6月に対面的対話を行い、8月に入札提案書類(入札書・技術提案書)を受け付ける。開札と技術提案書に関する審査を10月に実施し、11月にも基本協定を締結。24年2月の本契約締結を目指す。
 一般会計予算ではそのほか、ごみ処理施設建設用地購入費4億3104万3000円などを盛り込んでいる。一般会計の総額は、前年度比17・4%増の9億9590万2000円となっている。