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　三芳町（林伊佐雄町長）は２０２３年度当初予算案を公表した。一般会計総額は前年度比６・３％増の１３５億３７４万８０００円となる。小中学校体育館へ空調設備を設置するため、設計委託費２２００万円を計上した。公共施設ＬＥＤ化事業には23〜33年度を期間とする２０７０万２０００円の債務負担行為を設定する。
　学校体育館全施設で未整備となっている空調設備を設置し、学習環境改善や防災拠点としての性能向上に取り組んでいく見通し。
　施工対象は小中全８校のうち、藤久保地域拠点施設等整備事業の一環として再整備する予定の藤久保小以外の７校。内訳としてはは小学校４校、中学校３校となっている。
　23年度は対象７施設全ての設置設計を委託する。委託件数などは今後具体化する考え。24年度以降、順次発注・着工に移る見込み。
　公共施設ＬＥＤ化事業では、役場庁舎、集会所、公民館など町の全公共施設のうち、照明などのＬＥＤ化未実施となっている施設の機器更新を行う。初年度となる23年度は対象施設や更新が必要な機器の具体化から着手していく構え。
　このほか、集会所空調機更新工事に設計委託費４３８万９０００円、工事費６０７万円などを盛り込んだ。