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日本工業経済新聞社(群馬)
2023/02/22

【群馬】富岡甘楽広域市町村圏振興整備組合の2023年度当初予算

富岡甘楽広域市町村圏振興整備組合(理事長=榎本義法富岡市長)は22日、2023年度当初予算を示した。下仁田消防署南牧分署建設工事に2億3799万6000円を確保。富岡消防署の機能を備えた富岡甘楽広域消防本部建設工事については23年度、12億5307万8000円の一部を充て外構工事などに着手する。また、汚泥再生処理センター搬入路工事に3400万円を計上した。一般会計は前年度比65・4%増の31億5416万7000円としている。
新たな南牧分署は南牧村活性化センター(磐戸207)の北側に位置する南牧村磐戸地内の敷地に建設する。
新分署は現時点ではRC造2階建て、延べ床面積345uを見込んでいる。内部には出動準備室、待機室、救急消毒室、個室仮眠室などを設ける。敷地内には駐車場やホース乾燥塔も整備する。建設工事に対する設計については、柴田建築設計事務所(高崎市)が早期の完了を目指し進めている。
消防本部・富岡消防署は富岡市田島地内の敷地約8000uに建設する。外構工事は駐車場舗装工事やフェンス設置工事を行う。駐車場の舗装はアスファルト舗装、コンクリート舗装合わせて5605u施工を対象に工事を行う。フェンス設置工事では防音フェンスやメッシュフェンス、ガードパイプを合計で167m整備する計画となっている。
建築工事については岩井建設(富岡市)が担当。また、電気設備工事は湯井電気(富岡市)が、機械設備工事はタルヤ建設(富岡市)がそれぞれ担当しており、24年8月31日までの工期で進めている。外構工事の施工者は入札で選定する。
汚泥再生処理センターの搬入路工事は約130m区間を対象に行う。全幅8mで整備。道路幅員は7mで両側に側溝する。
119番通報があった際に出動指令を発出する消防指令システムの移設工事費については、消防本部・富岡消防署分として2324万6000円、南牧分署分には1573万円を盛り込んでいる。
この他として◇汚泥再生処理センター整地等造成工事=300万円◇消防本部・富岡消防署建設工事監理業務委託=1830万4000円◇南牧分署建設工事監理業務委託=518万1000円−などについて予算を確保した。