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建通新聞社(中部)
2023/03/01

【愛知】豊橋駅周辺地区で再開発事業が活発化

 豊橋駅周辺地区で再開発事業が活発化している。豊橋広小路1丁目北地区では、再開発組合を設立し、3月中に事業協力者を決める予定。2023年度内の都市計画決定を目指している。施行予定区域は、豊橋駅東口からほど近い、広小路1と松葉町1の各一部で、約0・67f。23年度中に区域内の整備内容をまとめるとし、商業施設や共同住宅などを予定する。
 また、花園商店街地区の一部では、店舗付き共同住宅の建設事業が始まった。現在、解体工事が進んでおり、5月ごろの着工が見込まれる。建設地は花園町38ノ1。規模は鉄筋コンクリート造12階建て延べ約3000平方b。完成時期は24年11月を見込む。
 豊橋駅東口エリアでは、駅近くにあった「ほの国百貨店」の跡地で分譲マンションの工事が進んでいる。規模は鉄筋コンクリート造15階建て延べ1万4330平方bで戸数は156戸。駐車場は114台分を整備する。同物件は、JR・名鉄豊橋駅から徒歩数分の好立地だ。予定工期は24年12月13日まで。
 さらに、向かい側では豊橋駅前大通二丁目地区再開発事業で「エムキャンパス」の西棟整備=写真=が本格化している。規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上16階建て延べ1万4041平方bで戸数は90〜110戸を予定。低層階は商業施設、4〜16階が住居となる。予定工期は24年5月31日まで。
 また、豊橋駅西口では分譲マンション「プラウドタワー豊橋」がこのほど完成した。東海道新幹線側の西口すぐ近く、規模は鉄筋コンクリート造20階建て延べ1万5809平方b。1階に店舗が3区画入居し、2階部分は吹き抜け。住居の3〜20階の137戸は完売した。


提供:建通新聞社