トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2023/03/03

【大阪】桜島駅シャトルバス仮設乗降場設計を公募

 2025年日本国際博覧会協会は、桜島駅シャトルバス仮設乗降場の検討と詳細設計等業務委託の企画提案事業者を募集する。提案書類は3月22日まで受け付け、同月下旬にプレゼンテーション審査を行い、最優秀提案者を選定する。委託上限額は4261万4000円(税込み)。
 「大阪・関西万博来場者輸送基本方針」で示された三つの主要ルートのうち、JR桜島線(鉄道+シャトルバス)について、桜島駅にシャトルバスの仮設乗降場とバス待ち滞留スペースを整備するための検討と詳細設計を行う。対象面積は約1万7000平方b。駐車可能台数はシャトル11バース。
 JR桜島駅から仮設乗降場間の利用者の動線、桜島駅前の横断歩道信号現示の調整などを考慮したバス待ち滞留列、スペースを検討する他、乗降場内のバス動線、バス待機バース、バス入出ルートについて、複数のパターンを検討する。ユニバーサルデザイン、コスト、環境に配慮した設計を考慮し、乗降バースとバス待機スペースの必要数と最適配置を決める。
 この他、▽乗降場内の舗装と必要な小構造物、車両出入部などの支障物移設(既存駐輪場の移設を含む)・撤去、乗降場内坂路部の補強工事設計▽車両、歩行者に対する看板・誘導サインなどの配置計画と設計▽照明、電気設備配置計画と設計▽乗降場上屋、仮設トイレなど(給排水設備を含む)の配置計画と設計―を行う。
 詳細設計では、▽詳細図▽平面設計▽縦横断設計▽施工計画▽数量計算▽概算工事費算出▽照査―などをまとめる。
 履行場所は大阪市此花区桜島1、2丁目他。
 委託期間は4月ごろから24年2月中旬までの予定。