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建通新聞社
2023/03/07

【大阪】淀川南岸線設計に着手 近畿技術コンサル

 大阪市は、淀川左岸線2期事業の南側で都市計画道路淀川南岸線の整備を計画している。現況の道路を拡幅し、歩道の設置や車道幅を確保する。2022年度淀川南岸線設計の入札を行い、近畿技術コンサルタンツ(大阪市中央区)が落札した。履行期間は24年3月29日まで。
 淀川南岸線の対象区間は福島区大開4丁目〜北区長柄東3丁目間の延長6・88`。全幅員は11・5b。このうち歩道空間が2・5b、車道幅員が9b。車道内に自転車通行帯も設ける。車線数は国道2号(淀川大橋)から西側が片側2車線、東側は片側1車線とする予定。
 今回の設計対象区間は、海老江JCT北出口〜JR東海道線(神戸線)間の延長1・68`。
 詳細設計の概要は道路設計、平面交差点設計(2カ所)、擁壁設計(主に2カ所、材質はコンクリート)。一部、淀川左岸線2期トンネル躯体の上を通る部分もあるため、擁壁を設ける。交差点は福島区大開4丁目付近と国道2号付近に設ける予定。
 この他、海老江JCT北出口〜JR東海道線(京都線)間の延長4・61`の施工計画を検討する。
 市は、万博終了後速やかに工事着手したいと考えている。