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建通新聞社
2023/03/14

【大阪】大阪市 もと森之宮工場利活用検討に着手 

 大阪市は、大阪府、大阪メトロなどとともに進める大阪城東部地区まちづくりで、もと森之宮ごみ焼却工場用地の利活用の検討に入る。2023年度当初予算案には検討委託料に800万円を計上した。23年度早々に検討業務を委託する事業者を募集する。
 同用地は森之宮北地区の1・5期開発エリアのうちのC地区。敷地面積は1万2000平方b。
 C地区西側に新駅を設置するため、C地区を次世代型駅前空間として整備する。鉄道やバス、スマートモビリティなどの多様なモビリティをシームレスにつなぐ次世代型交通結節拠点機能の導入を図る。また、水辺空間のにぎわい創出、大阪城公園との一体性を確保するため、商業機能などの整備を想定する。
 今回の業務の中で、駅前空間の具体化、土地の商品化調査(売却、貸付など)、事業スケジュール、事業手法などを検討する。
 1・5期開発の施設整備(民活キャンパス、B地区、C地区)、新駅は28年春の開業を目指す。
 22年3月に行った大阪城東部地区への民間活力導入に関するマーケットサウンディング調査によると、C地区に対しては賃貸ラボ、スーパー、コンビニ、飲食、ホテルなどの提案があった。