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建設新聞社(長崎)
2023/03/20

【長崎】県土木部 3次元点群データ公開

『オープンナガサキ』
   幅広い分野での自由な活用に期待

 県土木部は、県内の地形を計測した3次元点群データの公開を開始した。営利・非営利を問わず、誰もが自由に活用できるよう、クレジットの表示などだけで2次利用可能なクリエイティブ・コモンズ・ライセンス≠フオープンデータとして公開している。

 14日に、テストサイト『オープンナガサキ』(https://opennagasaki.nerc.or.jp)を開設。まずは、長崎地区(長崎市、時津町、長与町・付近)の3次元点群データ(LAS形式)を公開した。今後も順次、公開エリアを拡大していく。

 公開するデータは主に、県農林部が森林資源の管理用に無人航空機(UAV)などで3次元測量した成果を活用したもの。取得時期は2012年〜20年で、点密度は1平方b当たり4点以上。ビューアを介して、色付き(カラー)の三次元画像として表示可能だ。データは、東西方向約1`・南北方向約725bの図郭単位でダウンロードできる。

 自治体による3次元点群データの公開は、各県で進み始めているが、21年7月に発生した熱海市の土石流災害で、静岡県の『VIRTUAL SHIZUOKA』のデータが迅速な再災害対応に大きく寄与したことで注目を集めた。トップ画面

 長崎県土木部でも、被災前の地形の3次元点群データと被災後のデータの差分を確認し、土砂の流出量を把握するなど、防災面での活用を考えている。さらに今回の公開により、公的な利用に限らず、幅広い分野での自由な活用が進むことを期待している。


ksrogo