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北陸工業新聞社
2023/03/27

【福井】既存と合わせ一体開発/金子眼鏡の上河端工場新築/鯖江/最先端ロボット導入など

 金子眼鏡(鯖江市吉江町712−2、金子真也代表取締役)は、鯖江市上河端町で、工場の拡張工事を計画している。
 開発区域は、1万1884・05平方メートル。既存の工場とともに、今回と合わせて一体開発を行う。
 場所は、上河端町8字15番4ほか地内。
 オフィス棟(事務所)と、工場、倉庫、駐車場を整備する。造成は、清水組が担当。
 既存工場(第3工場)では、最先端のロボットを導入。金子眼鏡の目指す、ものづくりのイノベーションの拠点となっている。今後の産地「鯖江」の持続的な技術発展を担いたい考え。
 周囲には田園風景が広がり、奥にはJR北陸本線が通っている。
 同社は、アイウェアの企画・製造・卸および販売を事業展開。リテールビジネス部門は、国内直営事業と、海外直営事業。ホールセールビジネス部門は、国内卸事業、海外卸事業、アパレル卸事業。プロダクトビジネス部門は、製造事業。持株会社は、JapanEyewearHoldings。関連会社には、栄光眼鏡など。
 BACKSTAGEでは、眼鏡職人たちがプラスチック(アセテート、セルロイド)フレームの切削から、バフ研磨(仕上げ)までの一貫生産を行い、販売する。製造過程で生まれるアイデアや修正点を積極的に取り入れながら、品質の向上につなげている。

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