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建通新聞社(中部)
2023/03/29

【愛知】三菱地所に決定 栄の旧教育館跡地暫定活用

 名古屋市住宅都市局は、中区錦3丁目の旧教育館跡地暫定活用の事業予定者を三菱地所に決めた。フィットネス、飲食、サウナ、エステなど心身のコンディションを整え、人とのつながりを介して社会的に良好な状態を得られる拠点を整備するとしている。基本協定・貸付契約を4月上旬に結び、6月に工事に着手、10月に開業する。
 施設は3階建て延べ約930平方bを整備、広場(約700平方b)を本重町通に面して配置する。敷地東側に通り抜け動線を設けて、地域の回遊性を生み出す整備計画とした。敷地南側の施設にはフィットネス、エステ、サウナ、バーベキューテラスを配置、3階はルーフトップバーとする。敷地西側の施設にはスローフードを設け、2階のラボはビジネス実証拠点、地域交流コミュニティ活性化につなげる。
 管理運営では、幅広い年代を受け入れられるプログラムを計画、時間帯や季節に即したイベントを企画して利用促進を図るとしている。
 広場の使い方は、事業期間(5年間)全体でアップデートさせるとし、また建物を増築・解体するなど、柔軟な運営を目指すという。
 旧教育館跡地は、中区錦3ノ1602他に所在し、面積は約1582平方b。商業地域で、指定容積率1000%、建ぺい率80%。


提供:建通新聞社