トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設工業新聞
2023/04/03

【鳥取】実施設計単価 全面改定/10日以降公告から適用/県土整備部

県土整備部は3月30日、公共工事の設計積算に使用する「土木工事実施設計単価」を全面改定した。10日以降の工事公告から適用する。
 年度当初の4月は主要、一般資材ともに全面的に見直す。改定単価は建設物価調査会の建設資材価格調査報告書(月例報告)による実勢単価、「建設物価(4月号)」をもとに設定した。
 主な変動資材は、異形棒鋼各種1d当たり1000円上昇(変動率0・8%〜0・9%)、中部地区のアスファルト再生砕石は各種1立方b当たり200円〜500円上昇(同4・7%〜11・1%)、スクラップ鉄くずは1d当たりの売却単価が2500円値上がりした(同6・0%)。
 また、オグラ建設が三朝町内に開設した採石場の山土が市場に浸透し、中部地区の単価を設定。大協組がエコプラントで製造する再生土(CBR≧12)の単価も新規掲載した。
 このほか「土木工事市場単価」と「土木工事標準単価」をそれぞれ改定した。残土投棄料では県建設技術センター運営の帽子取第2事業所で、4月1日以降の搬入分から1立方b当たり300円上がって1650円に見直した。

日刊建設工業新聞