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鹿児島建設新聞
2023/03/31

【鹿児島】23・24年度県建設工事入札格付け

 県は30日、2023・24年度建設工事入札参加資格の格付けを発表した。申請数は県内2586社(前回比71社減)、県外537社(同53社増)で、総数は18社減の3123社。土木一式A級の業者数は、災害支援活動や競争性の確保等に影響が生じないよう前回から5社増の169社とした。4地域で減少したが6地域が増加、9地域に変化がなかった。
 土木一式A級の総合点数は前回から30点増の1470点で、業者数は5社増の169加。このうち、県内大臣許可は2社増の17社となった。
 近年の推移は、06・07年度356社、08年度325社、09・10年度268社、11・12年度212社と減少の一途をたどった。
 しかし、13・14年度と15・16年度、17・18年度は155社となるなど、予算の横ばい基調と比例した形となっていた。19・20年度は157社、21・22年度は164社となり、近年の国土強靭化等の予算増加に伴い上昇。
 管内別でみると、前回から減少した地域は、北薩(1社減)、屋久島(1社減)、瀬戸内(2社減)、徳之島(1社減)の4地域。増加したのは鹿児島(1社増)、日置市駐在(2社増)、指宿市駐在(1社増)、甑島(1社増)、曽於市駐在(1社増)、熊毛(2社増)の6地域で、ゼロは屋久島が1社減により空白地域となった。
 建築一式はA級が40点減少し1240点以上となり、3社増の101社。舗装は10点増で2社減の129社、20点アップした電気(50社)は1社増、10点減の管(57社)は同数、同じく10点減の造園(22社)は3社減と申請者数が減少する中でバランスを保った。
 なお、入札参加資格申請者数は、土木一式1806社(前回比40社減)、建築一式827社(同35社減)、舗装1102社(同23社減)、電気373社(同3社減)、管867社(同41社減)、造園323社(同21社減)で、特にCとDクラスの廃業等の増加により全ての業種で減少した。


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