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日刊建設タイムズ社
2023/04/06

【千葉】工事費は約6.7億円/ふるさと広場の拡張・整備/事業期間は28年度末まで/佐倉市

 佐倉市は3月31日、都市計画法第59条第1項に基づき、県から「佐倉都市計画公園事業七・五・一号佐倉ふるさと広場」の事業認可を受けた。2020年度策定の観光グランドデザインで定めた「観光Wコア構想」や21年5月公表の都市計画マスタープランに基づき、ふるさと広場に隣接する拡張用地約8・8ha(事業区域面積)を市民の憩いと観光の場として整備する。事業施行期間は29年3月31日まで。事業費13億4605万1000円で、うち工事費は6億6809万8000円。
 事業費の内訳は、工事費6億6809万8000円のほか、用地費5億6610万9000円、物件移転補償費1916万2000円、測量試験費9268万2000円。
 工事費の内訳は▽敷地造成(切り土、盛り土)=191万7000円▽園路広場(舗装、縁石、デッキ)=4948万9000円▽修景施設(水路、植栽)=3億6083万3000円▽休養施設(あずまや、テーブルセット、ベンチ)=1427万円▽便益施設(駐車場)=1億5586万4000円▽管理施設(種名サイン、園名板、誘導サイン)572万5000円▽その他(給水施設、照明施設、排水設備、井戸・循環設備)=8000万円。
 事業費を年度別にみると、23年度2268万2000円、24年度4億968万9000円、25年度2億1558万2000円、26年度1億8586万4000円、27年度1億6259万8000円、28年度3億4963万6000円となっている。
 ふるさと広場は、臼井田2714に所在。オランダ風車のほか、チューリップやコスモスといった四季折々の花を楽しむことができる。敷地面積は約1・4haで、拡張・整備により約10・2haとなる。
 22年3月に策定した基本計画では、整備コンセプトとして「フラワーツーリズム」「グリーンツーリズム」「サイクルツーリズム」「市民の憩い・活躍の場」を掲げた。
 新たな施設として、木造平屋建て、床面積1309u、レストランやカフェなどがある収益施設、農園、駐車場などを整備する。
 当初予算には、駐車場設計委託料1343万1000円、ベンチ設置設計および測量業務委託料925万1000円を措置。駐車場の設計を5〜6月頃、またベンチ設置の設計を7月頃に、一般競争入札で発注する予定。k_times_comをフォローしましょう
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