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建通新聞社(中部)
2023/04/12

【愛知】知多市新庁舎 梓設計に決める

知多市は、「新庁舎整備事業」の設計者を公募型プロポーザルで募集した結果、梓設計中部支社(名古屋市中区)を最優秀提案者に決定した。4月中に契約し、基本設計を12月まで行う。上限額は3億2200万円(税込、2022〜24年度債務負担行為限度額)としている。
 提案概要は、市民の交流を育み、緑園都市を体現し、まちの活性化を先導する「ちたアクティビティプレイス」を提案テーマとし、未来を見据えた環境に優しい新庁舎を目指す。
 建設地は緑町25ノ1で敷地面積は1万3015平方b。規模は5階建て延べ1万1000平方b。災害時の司令塔として基礎免震構造など地震に強い構造形式になる。また、脱炭素化社会を先導し、緑園都市を体現する持続可能なグリーン・サステナブル庁舎を整備する。
 今後のスケジュールは、基本設計を12月22日までにまとめ、2024年9月27日の履行期間で実施設計を行う。10月から施工者選定作業に入り、25年4月から2カ年度事業で工事を進める。供用開始は27年5月上旬を見込む。
 施工費用の上限は、新庁舎整備分(建設・造成・外構、中街区既存緑地撤去・旧庁舎解体)が81億円(税込)、朝倉駅前駐車場整備分(建設・造成・外構費)が8億5000万円(税込)としている。
 新庁舎完成後は、現庁舎を解体して、敷地面積3万3950平方bに中央図書館の移転と民間商業施設を建設する計画で、朝倉駅周辺の整備が本格的に動き出す。


提供:建通新聞社