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　阿南市は、公共施設の電気設備・光熱機器の更新を伴うＥＳＣＯ事業の導入に向けて、手続きが順調に進めば８月までに、科学センター（那賀川町上福井南川渕８ノ１）、第１学校給食センター（長生町西方５８９）、南部学校給食センター（大潟町２１４ノ23）の３施設を一括で委託する公募型プロポーザル手続きを開始する。
　ＥＳＣＯ事業者が事業資金を調達する「シェアード・セイビングス方式」で契約する。科学センターは、体験館の照明設備の改善と老朽化が著しい空調設備の取り換え、南部学校給食センターは、照明設備（ＬＥＤ化など）とその他電気設備の更新、第１学校給食センターは照明・空調設備とその他電気設備の更新を行う。
　市はＥＳＣＯ事業を通して、更新時期を迎えた空調設備や照明設備などを取り換えるとともに、光熱水費を効果的に抑え、二酸化炭素の排出量削減を目指す。地元企業も参入できる方法も検討していく考え。
提供：建通新聞社