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日本工業経済新聞社(群馬)
2023/04/19

【群馬】みどり市は小学校などでトイレ改修工事

みどり市は2023年度、2校を対象に、洋式化をメインとしたトイレ改修工事を計画している。対象校は笠懸小学校(鹿2952)および笠懸中学校(鹿362)で、笠懸小学校は22年度に着手した第1期工事から第2期工事に移行、笠懸中学校は第1期工事へ着手する。工事は学校ごとに第1四半期中の一般競争入札公告を見込んでいる。条件は市内本店、支店等を持つ、建築のA等級業者となりそう。
両工事は国の22年度補正予算による学校施設環境改善交付金の交付決定を受けて実施。22年度3月補正予算でトイレ改修工事と屋内運動場のLED改修工事を内容とした工事費として、2億711万円3000円を計上し、繰越明許費に設定している。
笠懸小の第1期工事は22年度に貴船工業(みどり市)が手掛けた。西側校舎を対象に実施し、小便器20基、大便器33基、屋内運動場の小便器4基、大便器7基を洋式化した。今回発注により、同校のトイレ改修は完了する。今回の工事内容は校舎東棟および屋外トイレを対象に実施し、男子トイレ、女子トイレともに8カ所ずつで実施する。合計で小便器26基、大便器43基の洋式化を予定している。
笠懸中学校は第1期工事への着手となる。24年度に第2期工事を行い、同校のトイレ改修工事を完了する。今回工事では、校舎西棟と屋内運動場を対象に実施予定としており、男子トイレ4カ所、女子トイレ4カ所、での洋式化などを進める。便器は合計で小便器13基、大便器24基を洋式化する。この他、照明のLED改修工事なども予定している。
設計業務は笠懸小は21年度に家住設計室(みどり市)が手掛けた。笠懸中は22年度にさくら設計(桐生市)が担当している。
トイレ改修工事はこれまでに22年度にそれぞれ第2期工事として大間々中学校(大間々町桐原217)を平沢建設(桐生市)、大間々東中学校(大間々町大間々1829−1)を貴船工業が手掛けている。
なお、3月補正予算で確保した屋内運動場のLED改修工事については笠懸中学校(鹿362)、笠懸南中学校(阿左美829)、大間々中学校、大間々東中学校および小中一貫校の義務教育学校のあずま小中学校(東町神戸10)の5校を対象に、既存の水銀灯の照明からLEDに更新する内容で工事を予定する。