トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2023/04/24

【滋賀】日野町 別所地区転倒堰の改修

 日野町は今年度、団体営農業用河川工作物応急対策事業で、別所地区転倒堰の改修工事を計画。当初予算に工事費7510万円を計上した。4月1日に公表した発注見通しには、工種・土木一式で第3四半期と掲載されている。
 同町別所地先で一級河川・砂川にある別所地区転倒堰は、1972年(昭和47年)に実施された一級河川・砂川の改修工事により、農業用水取水施設として移転補償された鋼製転倒堰(H1・2b×13・2b、1門)。
 2019年(令和元年)に地元から不具合が指摘され、現在は使用せず、麦作に転換しているものを、稲作に戻すために改修工事を計画した。
 2021年度に国の農業水利施設保全合理化事業の採択を得て、設計を含む改修事業計画策定業務を玉野総合コンサルタント梶i本社/名古屋市)滋賀事務所(大津市)に発注し、今年1月末に取りまとめるとともに、工事については国の農業用河川工作物応急対策事業(農業用水路等長寿命化・防災減災事業)の採択を得て、農閑期となる同年10月中旬から年度末にかけて実施する考えを示していた。
 改修事業計画策定業務の作業内容は、既存の鋼製転倒堰が、油圧ジャッキ・配管・ユニットの欠損や設備の不具合など老朽化が進行している現状を踏まえ、修繕するための《施設計画設計》、《経済効果算定》、《事業計画策定》、《水利使用許可申請図書作成》―となっていた。
※「転倒堰」とは、一般河川や農業用水路等に設置され、農業用取水堰としての利用や河川の水位調整などにも使用される可動堰。

 なお、同町2023年度一般会計当初予算の、同事業費を含む農林水産業費の主な内容は次の通り。

 〔農林水産業費〕
▽農業委員会運営事業=1396万1千円(農業委員・農地利用適正化推進委員報酬805万2千円、農業委員会活動費133万6千円、農地台帳・農地地図整備428万7千円、県農業会議負担金28万6千円)
▽特産農産物振興事業=390万8千円(特産農産物振興事業補助金130万円、県茶業会議所負担金9万5千円他)
▽水田農業推進対策事業=826万8千円(町農業再生協議会運営費補助金791万8千円、しがの米政策推進活動委託35万円)
▽担い手育成対策事業=775万1千円(新規就農総合支援事業補助金666万円、経営継承・発展支援事業補助金100万円他)
▽たんぼのこ体験事業=45万円
▽農業構造改善施設管理事業=436万6千円(委託料407万6千円他)
▽有害鳥獣駆除事業=1936万9千円(報償費953万円、委託料811万8千円、補助金79万9千円他)
▽環境保全型農業直接支援対策事業=2111万2千円(交付金2086万5千円他)
▽農道維持管理事業=443万3千円(広域農道除草清掃作業等委託142万6千円、広域農道除雪作業等委託153万9千円他)
▽日野川基幹水利施設管理事業=7620万4千円(負担金)
▽農地耕作条件改善事業=2788万5千円(農道舗装等工事2606万5千円、農道土質調査委託料182万円)
▽農業水路等長寿命化事業=710万円(農業用水利施設〔揚水ポンプ等〕の更新工事費)
▽団体営農業用河川工作物応急対策事業=7510万円(転倒堰整備工事費)
▽グリム冒険の森管理運営事業=1463万7千円(指定管理料910万円、コテージ修繕工事費137万5千円、施設修繕費45万円他)
▽町単独林道・作業道整備事業=75万円(補助金)
▽里山整備事業=27万円(竹木粉砕機利用費補助金)

提供:滋賀産業新聞