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　高知県土木部は、県営住宅船岡南団地の全面的改善を進めており、２０２３年度は４号棟と６号棟の改修に着手する。建築主体、電気設備、機械設備の３工種に分離し、棟ごとに一般競争を公告する。公告時期はいずれも10月ごろを想定しているが、建築については資材高騰などの影響で当初の予定よりも費用が増える見込みのため、議会承認案件となった場合には時期を早め８月にも公告する。
　施設の長寿命化に向け、躯体を除く全ての内装や設備を全面的に改修し、バリアフリー化も行う。また、鉄骨造のエレベーター棟増築や駐輪場、物置の再配置、幼児遊園（西）の整地なども行う。整備完了後の施設規模は４、６号棟とも鉄筋コンクリート一部鉄骨造５階建て延べ２２３８平方�b（エレベーター棟含む）。23年度当初予算に工事費１億３７５３万円を計上し、24年度までの債務負担行為として限度額12億３７７６万円を設定した。
　同団地は20年度から全７棟の改修事業を進めており、今回の工事で全棟整備完了になる。所在地は高知市神田２０７。建築設計を岡島建築設計室（高知市）、設備設計をシグマ設備設計室（高知市）がそれぞれ担当。５月末までの履行期間で内容を詰めていく。
提供：建通新聞社