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建通新聞社(神奈川)
2023/05/09

【神奈川】横浜市 鶴見川流域ポンプ場再構築検討

 横浜市環境創造局は、鶴見川流域にある末吉ポンプ場と北綱島ポンプ場を再構築するため、第2四半期に再構築基礎検討調査の委託先をそれぞれ指名競争入札で選定する。種目は「土木設計」で、工期は12カ月。現地で再構築する場合の手法を調査し、概算事業費を算出する。
 末吉ポンプ場と北綱島ポンプ場はともに、周辺の市街化により移設用地の取得が難しいため、現地での再構築を検討する。再構築に当たり汚水中継と雨水排水の機能を停止することになるため、余剰地がない敷地でいかに代替機能を確保するかが焦点となる。
 末吉ポンプ場(鶴見区下末吉2ノ1ノ2)は1964年に稼働を開始した。計画揚水能力は1秒当たり10・3立方b。計画排水能力は1分当たり625・8立方b。敷地面積は2220平方b。
 北綱島ポンプ場(港北区日吉6ノ14ノ1)は1972年に稼働。揚水能力は1秒当たり33・2立方b。計画排水能力は1分当たり1989立方b。敷地面積は6300平方b。
 鶴見川流域にはポンプ場が9施設ある。末吉ポンプ場と北綱島ポンプ場の他にも、▽潮田ポンプ場▽市場ポンプ場▽樽町ポンプ場▽鶴見ポンプ場―の4施設が稼働から50年が経過している。

提供:建通新聞社