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建通新聞社（神奈川）
2023/05/15
【神奈川】南関東防衛 厚木航空基地車庫建て替えなど
南関東防衛局は、厚木航空基地の車庫や作業場の建て替えなどに向けた設計を委託するため、月内にも入札（簡易型総合評価落札方式）を公告する。履行期間は12カ月。厚木航空基地、横須賀地方総監部比与宇地区・田浦地区・船越地区、相模総合補給廠で施設の新築や建て替え、改修などの工事を計画しており、一括して設計を委託する。
厚木航空基地では車庫と作業場を建て替える他、器材庫を新設する。
車庫は自衛隊車両の格納や関係職員の事務室として使用する施設。規模は鉄筋コンクリート造２階建て延べ約１６００平方㍍を予定している。
作業場は資材などの積み替えを行う施設で、規模は鉄骨造平屋約３００平方㍍。いずれも別の場所に施設を整備した後、既存施設を解体する。解体する車庫は鉄筋コンクリート造平屋延べ約７８０平方㍍、作業場は鉄筋コンクリート造平屋延べ約１２０平方㍍。
器材庫は新たな施設を建設し、器材の保管場所を集約する。規模は鉄骨造平屋または鉄骨造２階建て延べ約２０００平方㍍を見込み、諸室の内容や設置する設備などは未定としている。
横須賀地方総監部比与宇地区では油脂庫の新設と整備場の解体を行う。
油脂庫は燃料や塗料を格納するための施設で、規模は鉄筋コンクリート造平屋約60平方㍍、鉄筋コンクリート造平屋約30平方㍍を予定。
解体する整備場Ｂは装備品の整備や検査を行う施設で、規模は鉄筋コンクリート造平屋約１０００平方㍍。施設の老朽化に伴い別途整備場を建設し、整備場Ｂを解体する。現時点で跡地に新たな施設を整備する計画はない。
横須賀地方総監部田浦地区では、実習場を解体し、庁舎、実習場、隊舎を改修する。
実習場の規模は鉄骨造平屋延べ約２３０平方㍍、鉄骨造平屋約２８０平方㍍、鉄骨造平屋約５２０平方㍍。施設の老朽化や基地の運用変更に合わせて新たな実習場を建設しており、既存の建物を解体する。
改修の対象は、庁舎が鉄筋コンクリート造４階建て延べ約１万０２００平方㍍の建物のうち約５００平方㍍、実習場が鉄骨鉄筋コンクリート造６階建て延べ約６０００平方㍍のうち約３００平方㍍、隊舎が鉄筋コンクリート造４階建て延べ約３０００平方㍍のうち約20平方㍍と鉄筋コンクリート造６階建て延べ約８２００平方㍍のうち約１５０平方㍍。部隊の運用変更に伴い、それぞれ内装や建具などの改修を行う。
横須賀地方総監部船越地区では庁舎と隊庁舎の一部を改修する。庁舎の規模は鉄筋コンクリート造地下２階地上３階建て延べ約３５００平方㍍、隊庁舎は鉄筋コンクリート造３階建て延べ約２０００平方㍍。同じく部隊の運用変更に伴い、内装や設備を改修する。
相模総合補給廠では変電所を新設する。新設する変電所は鉄筋コンクリート造平屋約９００平方㍍。
いずれも工事の発注や着手時期、施設ごとに分割して委託するかどうかは未定としている。
提供：建通新聞社
厚木航空基地では車庫と作業場を建て替える他、器材庫を新設する。
車庫は自衛隊車両の格納や関係職員の事務室として使用する施設。規模は鉄筋コンクリート造２階建て延べ約１６００平方㍍を予定している。
作業場は資材などの積み替えを行う施設で、規模は鉄骨造平屋約３００平方㍍。いずれも別の場所に施設を整備した後、既存施設を解体する。解体する車庫は鉄筋コンクリート造平屋延べ約７８０平方㍍、作業場は鉄筋コンクリート造平屋延べ約１２０平方㍍。
器材庫は新たな施設を建設し、器材の保管場所を集約する。規模は鉄骨造平屋または鉄骨造２階建て延べ約２０００平方㍍を見込み、諸室の内容や設置する設備などは未定としている。
横須賀地方総監部比与宇地区では油脂庫の新設と整備場の解体を行う。
油脂庫は燃料や塗料を格納するための施設で、規模は鉄筋コンクリート造平屋約60平方㍍、鉄筋コンクリート造平屋約30平方㍍を予定。
解体する整備場Ｂは装備品の整備や検査を行う施設で、規模は鉄筋コンクリート造平屋約１０００平方㍍。施設の老朽化に伴い別途整備場を建設し、整備場Ｂを解体する。現時点で跡地に新たな施設を整備する計画はない。
横須賀地方総監部田浦地区では、実習場を解体し、庁舎、実習場、隊舎を改修する。
実習場の規模は鉄骨造平屋延べ約２３０平方㍍、鉄骨造平屋約２８０平方㍍、鉄骨造平屋約５２０平方㍍。施設の老朽化や基地の運用変更に合わせて新たな実習場を建設しており、既存の建物を解体する。
改修の対象は、庁舎が鉄筋コンクリート造４階建て延べ約１万０２００平方㍍の建物のうち約５００平方㍍、実習場が鉄骨鉄筋コンクリート造６階建て延べ約６０００平方㍍のうち約３００平方㍍、隊舎が鉄筋コンクリート造４階建て延べ約３０００平方㍍のうち約20平方㍍と鉄筋コンクリート造６階建て延べ約８２００平方㍍のうち約１５０平方㍍。部隊の運用変更に伴い、それぞれ内装や建具などの改修を行う。
横須賀地方総監部船越地区では庁舎と隊庁舎の一部を改修する。庁舎の規模は鉄筋コンクリート造地下２階地上３階建て延べ約３５００平方㍍、隊庁舎は鉄筋コンクリート造３階建て延べ約２０００平方㍍。同じく部隊の運用変更に伴い、内装や設備を改修する。
相模総合補給廠では変電所を新設する。新設する変電所は鉄筋コンクリート造平屋約９００平方㍍。
いずれも工事の発注や着手時期、施設ごとに分割して委託するかどうかは未定としている。
提供：建通新聞社
