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北陸工業新聞社
2023/05/18

【福井】若手技術者の育成重点に/日造協の福井県支部総会開く/街路樹調査など

 一般社団法人日本造園建設業協会福井県支部(南雅義支部長)の2023年度通常総会は16日開催され、22年度の事業報告・決算、および23年度の事業計画・予算案を慎重審議し、すべて原案通り了承している。
 総会の会場は、福井市和田東1丁目の協会会館で。
 冒頭、南支部長が挨拶。「ここ数年は、若手技術者の育成に重点を置き、活動を展開する。せっかく育った技術者なので、ながく会社に勤めていただけるよう、(県支部としても)仕組みづくりを。全国の事例を参考に、福井県造園協会(中村潤一会長)とも連携を強化し、少しでも会員メリットを出していきたい」と、抱負を示した。
 22年度は、街路樹管理先進地調査をはじめ、植栽基盤診断士および街路樹剪定士の普及・活用調査。関係行政庁に要望。教育・訓練活動は、街路樹剪定士更新講習会や、施工管理技士受験者に助成、「ぽん太」(打撃音樹内腐朽簡易診断装置)講習会、行政向け剪定講習会(共催)、キャリアアップシステム講習会(共催)。社会貢献として環境研修(都市緑化)の共催などを実施した。
 23年度も引き続き、教育・訓練活動を軸に、活動を活発化する方針。施工管理技士の受験要件などが、来年(24年度)から大幅に変更となるため、その周知徹底も推し進めたいとしている。

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