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日刊建設タイムズ社
2023/05/25

【千葉】事業手法は従来方式/アドバイザリー業務委託へ/総合評価方式で新築工/茂原市 新市民会館

 茂原市は、新たな市民会館の建設を計画している。早ければ年度内に新築などに向けたアドバイザリー業務を学識経験者に委託。2024年度以降に2か年で基本・実施設計をまとめた後、総合評価落札方式一般競争入札で工事発注する。工事期間は約2か年。概算事業費は約71億円(うち建設費60億円)の見込み。旧市民会館の解体については、年度内に設計をまとめ、24年度に一般競争入札で工事発注する。跡地は中央公民館の駐車場として活用する方針。23〜25年度を計画期間とする第2次実施計画では、市民会館新築などに向けたアドバイザリー業務と旧市民会館解体設計・工事に、3か年で2億7145万1000円を試算。年割額は、23年度1018万1000円、24年度2億6060万円、25年度67万円。
 建設場所に関し、基本計画では市民会館・中央公民館敷地内を最終候補地としていたが、19年10月の豪雨により浸水被害に遭ったことから再考する。候補地は、茂原セントラルモール敷地(小林1606)、駅前区画整理事業25街区(高師846番地周辺)など。
 新築規模は、延べ床面積約6300uの想定。必要諸室は、客席800席の大ホール約2900u、多目的ホール約300u、練習室・創作室など約500u、管理事務室・市民活動室約100u、子育て支援スペースなど200u、機械室約900u、階段・廊下・トイレなど1400u。
 旧市民会館は茂原101に所在。中央公民館と同一敷地内にあり、敷地面積は約1万586u(うち市民会館管理敷地4178・92u)。
 建物は、RC造地下1階地上3階建て、延べ床面積1825・06u、1968年の建築。施設・設備の老朽化が進んでいることから2019年3月に廃止した。
 19年7〜8月に実施した建設・運営に関するサウンディング型市場調査における民間事業者9者との対話結果を踏まえ、従来方式による事業手法、総合評価落札方式による発注を妥当とした。k_times_comをフォローしましょう
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