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建通新聞社(中部)
2023/05/25

【愛知】一宮市 稲沢市と新ごみ焼却処理施設建設へ

 一宮市は、稲沢市とともに新ごみ焼却処理施設の建設を2023、24年度の2カ年で検討する。24年度末までに「ごみ処理の広域化計画」を策定し、34年度の施設供用開始を目指す。
 ごみ処理の広域化は、1999年度から両市(当時は合併前のため3市3町)が年1〜2回の会議を開いて協議・検討を進め、昨年10月の会議で両市が積極的に協力していくことを合意した。
 新たなごみごみ焼却処理施設の建設候補地は、いまのところ現在の一宮市環境センター(奥町六丁山52)敷地内。昨年の合意事項では、新施設の事業主体を、建設地となる自治体としているため、このままで計画が進めば、稲沢市が一宮市へ事業委託を行う形となる。
 24年度までの2カ年で作成する広域化計画は、両市が費用負担して一宮市が外部委託して行う。
 策定に当たり検討する内容は、▽将来ごみ量の予測▽建設候補地▽ごみの分別ルール▽焼却・破砕処理施設規模▽中継施設整備の有無―など。現時点で予測する焼却処理能力は一日当たり448d。


提供:建通新聞社