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建通新聞社四国
2023/05/26

【高知】須崎市 新図書館の優先交渉権者に合田工務店 

 須崎市は、PFI事業を導入して建設する新図書館等複合施設の民間事業者を公募型プロポーザルで選定した結果、合田工務店(高松市)を代表企業とするグループを優先交渉権者に決定した。構成員は荒川電工(高知市)と高知クリエイト(同)。2026年3月31日までの期間で事業を完了する。
 公募には3者が参加。総合評価1000点満点で採点し、同者が次点者を10・4点上回った。提案価格は29億9985万円(税込み)。5月中の仮契約を目指して交渉を進めており、順調なら6月市議会で本契約の承認を行う。PFI法に基づく事業方式は、事業者が設計・建設を行い、完成後に所有権を市に移す「BT方式」とする予定。
 今後、提案内容との調整を行うが、要求水準書では延べ床面積4000平方b程度の施設を想定。機能別の内訳では、図書館機能が約1000平方b、ホール機能が750平方b、会議室などコンベンション機能が70平方b、PCルームなどクリエーティブ機能が150平方b、キッズスペースなど子育て支援機能が100平方b、カフェ機能が40平方b、事務関係・倉庫機能が600平方b、その他共用部機能が1300平方bとしている。
 建設地は西糺町の旧ショッピングセンターYUTAKA跡地と周辺部の敷地1万4592平方b。
提供:建通新聞社