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　能代市は５月29日、地元の高校生に再生可能エネルギーに関する学びの場を提供する令和５年度の「能代次世代エネルギースクール」の開校式・１時限目を能代市役所で開催した。能代松陽高校から４人、能代科学技術高校から７人が参加した。今後、同スクールでは、９月の６時限目までの開校を予定、10月には特別公演として「地域貢献策」の発表会開催を予定している。
　校長を務める齊藤滋宣能代市長は「能代を日本一の街にしたい、この街を元気にしたい、どこにもない街にしたいと思って仕事に取り組んできた。能代は昔から風が強く、風が厄介者だった。その風を利用した再生可能エネルギーとして、洋上風力発電を設置することが出来た。」としたうえで、「皆さんには次世代エネルギーに関心を持ち続けてほしい。能代がなぜエネルギーのまちづくりを行っているのかを勉強してほしい」とあいさつした。
　その後、工藤佳樹東北経済産業局資源エネルギー環境課カーボンニュートラル推進室環境・地域エネルギー振興係長が「カーボンニュートラルと地域における再生可能エネルギーについて」をテーマに講義を行った。
　２時限目は９月23日に開催予定で、（仮）風力発電事業に係る地域貢献について、（仮）洋上風力発電のメンテナンスについてをテーマに講義を行う予定。

提供：秋田建設工業新聞社