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北陸工業新聞社
2023/06/06

【石川】基本構想、年度内に策定へ/金沢市立病院再整備検討委/初会合開く

 第1回金沢市立病院再整備基本構想検討委員会が2日夜に、同病院内で開かれ、委員長に金沢大学教授の高村雅之氏を選ぶとともに、施設老朽化が著しい病院の建て替えに理解を示した。基本構想については、今年度内に策定する方針だ。
 初会合の冒頭、高田重男病院事業管理者があいさつ。事務局側は現市立病院に関して、1988年5月竣工の本館(延べ床面積1万8070平方メートル)、89年3月竣工の別館(同1255平方メートル)、99年8月竣工の東館(同3079平方メートル)で構成し、老朽化の現状として鉄筋の露出、基礎クラックなど躯体の劣化や、配管・排水設備の劣化に伴う水漏れ、雨漏りの発生などを説明。また2020年2月の『市立病院の今後のあり方に関する提言書』において、「市の南部や南部近郊地区の急性期病院として、再整備を視野に検討すべき」との提言を受けていることも報告した。このほか、市立病院の基本的な考え方(基本方針)として、基本理念は「市民・地域住民の生命と健康を守るため、地域のニーズを反映し市民に信頼される質の高い医療を目指す」、経営理念は「地域住民、病院、診療所、保健、介護、福祉施設と連携」、「地域住民を主体とした「地域密着型急性期病院」」、「地域保健医療の中心的医療機関」とし、「地域の皆さんとともに安全・安心・味わいのある医療をつくる」ことを使命とすることを示し、非公開で議論がなされた。
 一方、医療開発研究所が同検討委員会の開催支援を担うほか、整備手法の事例調査(新病院整備の手法〈財源調達方式、PFI方式等〉を整理)や、新病院の基本構想策定業務(新病院建設に向けた構想策定【新病院の病床規模や建設予定地、整備手法、整備スケジュール、整備事業費等】)を進めていく。
 なお、委員長を除く委員は稲木紀幸(金沢大学教授)、今村知明(奈良県立医科大学教授)、桶川秀志(金沢市社会福祉協議会会長)、鍛治恭介(同市医師会会長)、小藤幹恵(石川県看護協会会長)、中川一成(同市町会連合会会長)、能木場由紀子(同市校下婦人会連絡協議会会長)の7氏。

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