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日刊建設工業新聞
2023/06/07

【鳥取】事業費100億円近くで調整/7月中旬にも入札公告へ/米子新体育館

 米子市と県が、PFI(BTO方式)手法で進める米子新体育館整備事業で、7月中旬にも入札公告する準備に入った。事業費は、市独自に計上する市民体育館の解体費を含め、ともに編成中の6月補正予算案を踏まえ、100億円近くで調整中。2024年1月の事業者決定に向け、手続きを進める。
 県が固めた予算案によると、市と県の負担割合は原則1:1とし、借入利息と特別目的会社の運営費といったPFI特有の経費については、新体育館以外の東山公園内の市所管施設が含まれることから、相当分は市負担とした。
 内訳で、整備基本計画で約60億円と公表していた新体育館整備費は76億9572万2000円と設定。建設費に加え、備品費を新たに計上したこと、競技団体との意見交換の内容を踏まえ、サブアリーナの想定面積を1360平方bから1700平方bに増床したこと、資材価格高騰の影響を踏まえたため、膨らんだという。
 維持管理・運営費は11億6217万円、PFI特有の経費は3億8019万2000円とし、それぞれ市と県が負担する。
 このほか、市は鉄筋コンクリート造・鉄骨造2階建て延床面積6628平方bの米子市民体育館の解体撤去費を予算化する方針。4億円程度が見込まれており、全体事業費は96億円前後となるもようだ。
 市と県はそれぞれ、債務負担行為を設定した補正予算案、県から市への事務委託を取り決める付議案を6月定例議会に提出する予定。可決後、募集要項の公表、入札公告に向かう。
 新体育館は、県立米子産業体育館、市民体育館、米子市営武道館を統廃合し、現在の市民体育館一帯に建設する計画。メインアリーナ、サブアリーナ、武道場など延べ床面積1万2000平方b程度で構成し、バリアフリー、ユニバーサルデザイン対応、プロスポーツや全国大会の開催が可能な施設とする。事業は、新体育館整備に加え、同体育館を含む東山公園内11施設の維持管理業務、運営業務など。事業期間は2024年4月から42年3月末まで。

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