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滋賀産業新聞
2023/06/09
【滋賀】滋賀県 びわ湖ホールの大規模改修
県文化スポーツ部文化芸術振興課は、建設後25周年となるびわ湖ホール（大津市打出浜15―1）の大規模改修を2025年度から2ヵ年をかけて予定しており、今年度に改修に係る設計業務に着手する。設計担当業者は簡易公募型プロポーザルで選定。7月末までに決定し、来年夏ごろに業務を完了させる。その後、着工準備を急ぎ、2024年度末から2025年度早期に工事を発注・入札、25年8月に着工、26年11月の完了を目指す。
びわ湖ホールは、滋賀県における舞台芸術の拠点として多様なニーズに応えるため最高水準の劇場を用意しようとの願いから、1995年から3ヵ年をかけて、大津市打出浜・なぎさ公園打出の森内に建設された。建物は国内有数の4面舞台を備えた大ホールをはじめ、中ホール・小ホールがあり、オペラ、ミュージカル、コンサート、演劇など幅広い公演に活用されている。建物規模は、ＳＲＣ造・Ｓ造4階建（地下2階）、延2万8940・87平方㍍。当時の設計は佐藤総合計画、施工は建築が大林―笹川ＪＶ、電気設備が東光―中島ＪＶ、空調設備が新菱―関西ＪＶ、給排水衛生設備が桑村産業―など。総工費は約245億円。
県は2014年度に、同ホールの維持保全状況調査を行い、建設後20周年を目途に実施が必要とされる大規模修繕の取りまとめを行った。大規模修繕には長期にわたっての休館が必要とされるものもあり、例えば客席天井耐震化のうち、大ホール客席の改修には14ヵ月程度の改修工事期間が想定される。
改修内容は、設備の老朽化による事故防止を主眼として、特定天井改修、昇降機設備改修、電気設備改修、空調設備改修、屋根漏水改修、ホール周りの整備、外周りの整備、防犯設備改修、内装改修―など。
提供：滋賀産業新聞
びわ湖ホールは、滋賀県における舞台芸術の拠点として多様なニーズに応えるため最高水準の劇場を用意しようとの願いから、1995年から3ヵ年をかけて、大津市打出浜・なぎさ公園打出の森内に建設された。建物は国内有数の4面舞台を備えた大ホールをはじめ、中ホール・小ホールがあり、オペラ、ミュージカル、コンサート、演劇など幅広い公演に活用されている。建物規模は、ＳＲＣ造・Ｓ造4階建（地下2階）、延2万8940・87平方㍍。当時の設計は佐藤総合計画、施工は建築が大林―笹川ＪＶ、電気設備が東光―中島ＪＶ、空調設備が新菱―関西ＪＶ、給排水衛生設備が桑村産業―など。総工費は約245億円。
県は2014年度に、同ホールの維持保全状況調査を行い、建設後20周年を目途に実施が必要とされる大規模修繕の取りまとめを行った。大規模修繕には長期にわたっての休館が必要とされるものもあり、例えば客席天井耐震化のうち、大ホール客席の改修には14ヵ月程度の改修工事期間が想定される。
改修内容は、設備の老朽化による事故防止を主眼として、特定天井改修、昇降機設備改修、電気設備改修、空調設備改修、屋根漏水改修、ホール周りの整備、外周りの整備、防犯設備改修、内装改修―など。
提供：滋賀産業新聞
