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建通新聞社(神奈川)
2023/06/20

【神奈川】国交省 大磯邸園 包括管理で7者が提案

 国土交通省国営昭和記念公園事務所は、明治記念大磯邸園の運営維持管理の包括的民間委託に向け、3月に実施したサウンディング型市場調査の結果を公表した。個別対話に参加した7者のうち複数が代表企業としての参入を想定。また、5年を前提とする事業期間で対応可能との意見が複数あった反面、一部施設で考えている飲食事業については投資規模が大きい場合は10年以上を希望したり、飲食事業運営者とのグループ組成に支援を求めたりする意見が寄せられた。調査結果を基に公募条件の検討を検討し、2024年度に事業者を選定する予定だ。
 明治記念大磯邸園(大磯町)は県や町と連携して行う「明治150年」関連事業の一つとして、既存施設の改修や、付帯施設の整備を進めている。明治期の立憲政治確立の舞台となった場所であり、歴史的遺産を保存・活用する。全体の計画面積は約6・3f。
 包括的民間委託はこのうち国が手掛ける▽旧滄浪閣(伊藤博文邸跡・旧李王家別邸)=敷地約1・7f、建物は旧滄浪閣が木造平屋約500平方b、旧ホール棟が地下1階地上1階約200平方b▽旧大隈重信別邸・旧古河別邸、陸奥宗光別邸跡・旧古河別邸=約1・6f、建物は旧大隈邸が木造平屋約400平方b、旧陸奥邸が木造2階建て述べ約300平方b▽西園寺公望別邸跡・旧池田成彬邸=約0・2f、建物は主屋が鉄筋コンクリート一部木造・鉄骨造地下1階地上2階建て延べ約800b―の約3・5fが対象。
 包括的民間委託では、必須の業務として建物や設備の点検・補修、植物の管理(松林の管理、樹木の枝切り、除草)、安全管理、入園料徴収などを委託する他、収益事業として歴史的な建物を利用したレストラン、カフェ、物販販売などのサービスを検討しており、サウンディングで提案を求めた。
 複数の事業者が対話に応じ、業務内容についておおむね異論がなかったことから、23年度下期にも公募手続きを開始。24年度に事業者を選定する。24〜25年度に収益施設の設計・工事を進め、25年度の全園開園を目指す。
 所在地は大磯町東小磯地内。

提供:建通新聞社