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　米子市議会６月定例会が16日開会し、伊木隆司市長は米子新体育館整備に伴う市政概要報告で「現在、募集要項と審査基準の策定作業を進めている」と述べ、７月中旬にも予定する公表に向け、最終調整段階であることを説明した。関連議案、条例を提案しており、認められれば、速やかに公募手続きに入るという。
　提案した一般会計６月補正予算案には、国庫支出金、県負担金、市の一般財源を含めた新体育館整備事業費として限度額１０４億８１１５万９０００円の債務負担行為を設定。伊木市長は「予算が認められ次第、７月に公募を始め、年度末に（事業者と）契約締結する」と述べた。
　補正案の総額は４億円で、市道４路線の測量設計、３路線の舗装工事に取り掛かる道路維持補修事業に４２５６万６０００円などを盛り込んだ。
　定例会に市は補正案を含む30議案を提出。福米西小学校屋内運動場改築建築主体工事（美保テクノス・大協組・竹田工務店ＪＶ施工）の契約金額を１０７０万９６００円増の５億８８２０万９６００円に、米子インター西産業用地整備事業に係る敷地造成工事（１工区）（三徳興産施工）を51万５９００円増の１億８８４２万５６００円に、米子インター西産業用地整備事業洪水調節池新設工事（シモモト施工）を１６５万６６００円増の１億５９４２万３０００円に改める工事請負契約締結の変更案も含む。
　定例会は７月６日まで。

日刊建設工業新聞