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日本工業経済新聞社(群馬)
2023/06/27

【群馬】県館林土木事務所は主要事業概要を明らかに

県館林土木事務所(三川達也所長)は2023年度の事業概要を明らかにした。一級河川休泊川の河川事業では、赤地蔵堰の基礎工や上流工区の水衝部護岸工、常光寺堰上流部の護岸工の発注に向けた調整が進んでいる。志部橋A2橋台工については、関係機関と施工調整を進め、施工時期を決定する。同じく河川改修が進む一級河川新堀川導水路では、4工区に分けて護岸工を公告予定となっている。
一級河川休泊川は邑楽郡大泉町西小泉外地先全延長3・8qについて東武鉄道小泉線の橋梁架け替えを継続し、赤地蔵堰の基礎工(地盤改良)を第3四半期に発注する。また22年度補正で上流工区の水衝部護岸工を実施。常光寺堰上流部の護岸については、護岸形式の再検討を行い、第3四半期に発注を予定している。志部橋A2橋台工については、関係機関と施工調整を進め、施工時期を決定する。22年度については東武鉄道小泉線の橋梁架替を継続し、常光寺堰の基礎工事を完了している。
一級河川新堀川導水路は明和町大輪ほか地先の1500m区間を4工区に分け、矢板護岸工を月内に一般競争入札で公告する予定。あわせて、橋梁部の施工方法について検討し、施工方針を決定する。洪水の安全かつ効率的に流下できるよう河川改修を実施しているもので、町道橋の入ヶ谷橋を完成させるとともに、河床掘削工220mを整備した。
橋梁補修は高根跨線橋、青柳側道橋、小桑原跨線橋の3橋が対象。高根跨線橋(単純鋼H桁橋)の補修設計はプロファ設計(伊勢崎市)が行っている。 青柳側道橋(単純鋼H桁橋)の補修設計は日本インシーク(東京都中央区)が担当しており、昨年度に続き排水施設などを補修する。小桑原跨線橋(単純PC単純ポステンT桁橋)の補修設計は技研コンサル(前橋市)がまとめた。各補修工事については、設計内容と現況の状況を確認した上で発注する。
国道122号館林バイパスは館林市苗木町ほか地内の3200mを対象に整備を行うことにより、市内の渋滞解消の他、関東内陸部と首都圏を結ぶ観光や物流の効率化、広域避難経路の確保、生活圏の拡大などを図るもの。22年12月に県都市計画審議会で計画変更が承認されたことを受け、都市計画事業認可の手続きを進めるとともに、用地買収に係る準備に着手した。