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建通新聞社(岡山)
2023/07/03

【岡山】総社市 市営住宅集約 4住宅で敷地測量

  総社市は、6月23日に開催した市議会常任委員会で、市営住宅集約事業の進捗状況を報告した。住民移転などの合意が得られれば、天原住宅など4住宅で敷地測量を実施する。その後、美袋上住宅は第2四半期、井出住宅は第3四半期、市成住宅は2024年度にそれぞれ解体工事に着手する見通し。状況報告は、天原、真壁、井出、市成、美袋上、美袋浅井の6住宅について進捗と今後の見通しを示した。
 各住宅の状況は、天原住宅(井出935ノ1)が住民合意を前提に23年度当初予算で解体する方向だったが、今回は解体を行わないことに方針変更した。7〜8月に敷地測量を実施、11月にも入札を実施し敷地約3800平方bを民間に売却する。敷地は市街化調整区域で、売却後は開発許可申請が必要。
 真壁住宅(真壁1426ノ6)は、すでに解体工事を完了、7〜8月に敷地測量を実施、11月にも入札を実施し敷地約4900平方bを民間に売却する。敷地は第1種低層住居専用地域。
 井出住宅(井出989ノ2)は、住民合意を前提に10〜11月に敷地測量を実施、早ければ12月には12棟22戸の解体工事を発注し23年度内に完了する予定。24年5月にも入札を実施し敷地約2900平方bを売却する。敷地は第2種住居地域。
 市成住宅(中央2ノ12ノ1〜3)は、住民合意を前提として24年1〜2月に敷地測量、早ければ24年度第1四半期に解体工事に着手する見通し。同年8月ごろに入札を実施、敷地約1400平方bを売却する。敷地は近隣商業地域。
 美袋上住宅(美袋1587)は、7棟14戸の解体工事を第3四半期に発注、10月に完了する予定。近隣公共施設での利活用を検討、利用がなければ24年6月ごろに売却する。敷地面積は約1600平方bで都市計画区域外
 美袋浅井住宅(美袋2144)は、住民合意を前提としており、県の砂防工事計画中のため進捗状況により整備の方向を検討する予定

提供:建通新聞社