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日本工業経済新聞社(群馬)
2023/07/03

【群馬】鏑木川本線橋等A1工 月内にも一般競争

国土交通省高崎河川国道事務所は国道50号前橋笠懸道路のバイパス区間に新設する◇鏑木川橋本線橋◇鏑木川橋側道橋(上り線側)◇鏑木川橋側道橋(下り線側)◇鏑木川機能補償市道橋−−4橋のA1橋台工について、一括で月内の一般競争入札公告へ準備を進めている。4橋共に詳細設計は復建技術コンサルタント(宮城県仙台市)が手掛けた。橋梁名は全て仮称。
伊勢崎市野町地先に新設する4橋のA1橋台(前橋市側)は場所打ち杭基礎となる。
4橋の整備概要は次の通り。
【鏑木川橋本線橋】
単径間PC単純コンポ橋となり、橋長26・2m、幅員は上り線が約15・4m〜約16・1m、下り線は約17・1m〜約18・3m。1本当たり26・1mの桁を上下線ともに5本架設する。上部工はクレーン架設で施工。照明灯の設置は行わない。A1、A2共に逆T式橋台となる。
A1橋台は長さ31・5m、φ1500oの場所打ち杭を鉄筋約120tと約1300立方mのコンクリートを使用して24本打設し基礎を仕上げる。躯体は約90tの鉄筋と約2000立方mのコンクリートで築造する。
【鏑木川橋側道橋(上り線側)】
橋長17・8m、幅員3・8mの単径間PC単純プレテンション床版橋として整備する。1本当たり17・7mの桁を4本架設する。上部工はクレーン架設での施工としている。
A1橋台、A2橋台共にL型橋台となる。A1橋台は長さ15m、φ1500oの場所打ち杭基礎を約6tの鉄筋と約50立方mのコンクリートを使用して2本打設し基礎を仕上げる。躯体については、約2tの鉄筋と約50立方mのコンクリートで築造する。
【鏑木川橋側道橋(下り線側)】
橋長17・8m、幅員3・8mの単径間PC単純プレテンション床版橋で整備する。1本当たり17・7mの桁を4本架設する。上部工はクレーン架設で施工する。
A1橋台、A2橋台共にL型橋台となる。A1橋台の基礎は長さ13・5m、φ1500oの場所打ち杭を約5tの鉄筋と約50立方mのコンクリートを使用し2本打設して仕上げる。躯体は約2tの鉄筋と約50立方mのコンクリートで築造する。
【鏑木川機能補償市道橋】
伊勢崎市道赤堀1243号線の橋梁。前橋笠懸道路整備により分断されることから、伊勢崎市と協議を行い、代替路線として整備を行う。
同橋は橋長17・8m、幅員5・2mの単径間PC単純プレテンション床版橋で整備する。1本当たり17・7mの桁を6本架設、上部工はクレーン架設で施工。
A1橋台、A2橋台共にL型橋台となる。A1橋台の基礎は長さ14・5m、φ1000oの場所打ち杭を約6tの鉄筋と約50立方mのコンクリートを使用し4本打設して基礎を仕上げる。躯体については、約3tの鉄筋と約60立方mのコンクリートで築造する。