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秋田建設工業新聞社
2023/07/04

【秋田】種梅入口交差点の立体化/長者下地区構造物工の発注時期を再検討

 東北地方整備局能代河川国道事務所は国道7号・種梅入口交差点の立体化に関し、長者下地区の構造物工(盛土、地盤改良など)が入札不調となったことから、再公告時期を検討している。施工中のランプ橋上部工(堤下地区・長者下地区)の進捗状況を踏まえながら、施工時期が冬期間にかからないよう調整する。

 また、10月以降に種梅地区道路改良(盛土工、種梅川橋撤去など)、1月以降に種梅入口交差点改良(盛土工など)も入札する見込み。概算事業費はいずれも2〜3億円となっている。

 種梅入口交差点は、国道7号と県道2路線(北側・小滝二ツ井線、南側・高屋敷茶屋下線)が交差しており、前後区間との速度差が大きく停止車両への追突事故などが多発している。日本海沿岸東北自動車道の現道活用区間に位置付けられており、立体交差に改良することで交通の円滑化と事故の削減を図る。

 改良では、交差点に上下線のランプ(各L1,000m、W5.5m、擦付部含)を新設後、本線区間(L1,000m、W9.5m)を盛土で高くして立体交差にするほか、種梅川橋(昭和60年架設L62m、W9.5m、単純鈑桁橋〔RC床版〕)の架け替えを行う。

提供:秋田建設工業新聞社