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　加須市の角田守良市長は、小中学校関係の当面の工事計画は校舎の長寿命化対策の完遂を優先する考えを６月市議会に示した。エアコン整備が課題の体育館等では、より一層効果的な国の財政支援策を要望していく。
　市の小中校体育館等（計30室）にはエアコンが設置されていない。ただ、校舎の長寿命化がまだ半ばであり、財政事情も踏まえ、優先順位を付けた予算措置に取り組む。　体育館等の暑さ対策は当面、運用上の工夫に徹する。暑さ指数が基準を超える場合には、体育館での運動を禁止。災害発生時の避難所となった際の暑さ対策では、校舎教室を避難所に活用する。