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　民間・団体等が主体となり本県におけるＰＰＰ・ＰＦＩの調査研究・導入促進を図るあきたＰＰＰ・ＰＦＩ協会の設立総会および第１回通常総会が６日、秋田市中通のパーティーギャラリーイヤタカで開催され、設立総会に理事13名、通常総会に理事・新会員の計24名が出席。理事長に山本文雄氏（秋田大学学長）、副理事長に北嶋正氏（イヤタカ取締役会長）と平野久貴氏（ユナイテッド計画代表取締役ＣＥＯ）を選出した。

　同協会では、人口減少等に伴う人手不足や行政の厳しい財政状況などを踏まえ、官民連携による良質な公共サービスの形成を図る活動を展開する。大学や金融、設計事務所、建設業、不動産、医療などの分野が参画している。

　通常総会では山本理事長が「人口減少や厳しい財政状況などを踏まえると、民間事業者の資金やノウハウを活用したＰＰＰ／ＰＦＩはますます重要性を増している。皆さまのお力添えを頂きたい」とあいさつ。

　事業計画には◇ＰＰＰ／ＰＦＩ事業に関する啓蒙活動　◇東北ＰＰＰ推進連絡協議会による「ＰＰＰ／ＰＦＩフォーラムinあきた」の開催支援　◇県や自治体など特別会員の加入促進　◇先進地事例の調査・研究―などを盛り込んだ。

　総会後はＮＰＯ法人とうほくＰＰＰ・ＰＦＩ協会の風見正三会長（宮城大学理事・副学長）が「地球未来共創の時代―ＰＰＰが拓く東北の未来―」のテーマで設立記念講演を行い、ＰＰＰの概念などを説明したほか、岩手県紫波町の「オガールプロジェクト」やデンマークにおける産官学連携の取り組みなどを紹介した。

提供／秋田建設工業新聞社