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日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/07/06

【埼玉】さいたま市 食肉市場等の整備計画検討でPFI等調査

 さいたま市は、国道16号大宮バイパス(BP)沿道を開発する「農業および食の流通・観光産業拠点」に適用が期待されるPFI等の可能性調査を行った上で、年度内にも整備計画をまとめる。PFI等調査では、事業方式(BTO・BOT・BOO・公共施設等運営権方式等)を検討するほか、事業形態(サービス購入型・独立採算型・混合型等)についても比較する。
 新たな拠点は、食肉中央卸売市場・と畜場、道の駅によって構成する計画。道の駅の予定地は、大宮BP西側沿道に当たる見沼区宮ケ谷塔4丁目。敷地面積は5・1ha程度を見込む。
 市の試案では、道路管理者と地元自治体が共同する「一体型」の道の駅とする方向。実現すれば、道路利用者ための休憩ゾーン(休憩室・情報提供施設・トイレ・駐車場など)を道路管理者、ほか地域振興施設・第2駐車場などを市が整備する役割分担となる。
 新たな食肉中央卸売市場・と畜場の予定地は、大宮BP東側沿道に位置した見沼区宮ケ谷塔2丁目の約9ha。食肉加工場(牛・豚)や、駐車場、調整池などを建設する考え。