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建通新聞社(中部)
2023/07/12

【岐阜】岐大BP立体 六条交差点を第4四半期

 国道21号岐大バイパスの岐阜市内立体化を進める国土交通省岐阜国道事務所は、「六条交差点」東西の切り回し工をそれぞれ年度内の契約を目指し、一般競争で第4四半期に入札を執行する。施工は2024年度中に完了させる予定だ。
 対象となるのは国道21号「六条交差点」を挟んだ区間。平面6車線の現道の車線と歩道幅を狭くし、現道中心部分に整備を予定する高架橋の橋脚スペースを設ける。施工場所は岐阜市六条地内。
 東道路の工事延長は約380b。事業費は3〜6・8億円。西道路の工事延長は約350b。事業費は2〜3億円で、特例管理技術者配置可能工事となる。いずれも舗装工、排水構造物工、防護さく工、区画線工などを含む。フレックス余裕期間は約1カ月。設計は八千代エンジニヤリング(東京都)が担当した。
 岐阜市内立体は、国道21号の慢性的な渋滞の解消に向け、平面部となっている岐阜市茜部本郷から下奈良間の延長5`区間を立体化する事業。幅員構成は高架部が4車線、高架下平面部が4車線など。接続するランプ(登り口・降り口)は、合流部を内側に配置するセンターランプ形式を主に採用する。
 1971年の都市計画決定以降、区間の立体化は未着手だったが、交通量や沿線状況が大きく変化しているため改めて構造を見直し、21年7月には都市計画変更を決定。22年度から初弾工として「茜部中島3交差点」の東西で工事着手した。
提供:建通新聞社