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建通新聞社四国
2023/07/18

【高知】土佐国道 赤野高架橋の上下部工進める 

 国土交通省土佐国道事務所は、地域高規格道路「南国安芸道路」で赤野高架橋の整備を進めており、2023年度はP9―P12の上部工とP26、P28の下部工を行う。いずれも早ければ7〜8月に一般競争入札を公告する。
 上部工のP9―P12は延長117・1b、幅員20・5bの3径間連続ラーメン鋼開断面箱桁橋。JA赤野集荷場付近で国道55号をまたぐ区間になっている。工期は約16カ月。
 下部工のP26、P28は安芸市赤野甲の大元神社付近の国道北側で施工する。橋脚の最大高は約15b。赤野高架橋の下部工は今回の施工で完了する。工期は約9カ月。
 赤野高架橋の全長は959b。芸西東インターチェンジ(IC)から安芸西ICを結ぶ区間の中では最大延長の橋梁区間になる。国道をまたぐP9―P12区間とP19―P26区間の2カ所のみ鋼構造で、他区間はPC中空床版橋を想定している。
 現在、A1―P5、P5―P9で上部工が進んでいる他P22、P24の下部工が施工中。23年度発注の工事が順調に進めば、次回以降の上部工はA2橋台側から進める意向だ。
提供:建通新聞社