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日本工業経済新聞社(群馬)
2023/07/19

【群馬】前橋市が新前橋駅東口の再開発で検討進める

JR新前橋駅東口市有地等活用事業検討協議会は東口駅前の市有地等を利活用した再整備事業について、対象区域の見直しや施設規模などの検討を進めている。年度内は検討とともに都市計画手続きに入るための準備を進めているところで、2024年度には手続きを完了させ、事業着手を目指す。事業提案時点での計画においては、約2770uの敷地にマンションや立体駐車場の整備を予定していた。
同事業は、新前橋駅東口の北側にある市有地とJR貨物の所有する土地約2770uを活用した再開発事業。現況の市有地は駐車場となっており、駐車場の立体化と周辺にある無料駐輪場の整理集約を基本に、複合施設の整備を計画している。
21年度に再開発事業の事業提案者を募集しており、電源群馬(前橋市)を代表、企画社(高崎市)を構成企業とするグループを特定。立体駐車場とマンションの建設について提案しており、事業内容や資金計画の精査など、事業化に向けた詳細部分の検討を行っている。
その後、協議会と事業協力者で事業収支などについて協議を進めていたところ、事業の対象となる区域の見直しや提案された施設に対する規模などの検討を行うこととなった。
同事業は第一種再開発事業として実施するため、事業の検討とともに都市計画手続きのための準備を行っているところ。本年度中に手続きへ着手し、24年度に手続きを完了、事業着手を目指している。事業着手に当たっての施行者についてもこれから検討するところ。
21年度に行われた事業提案時点での計画は、地上12階建て、約40戸のマンションを計画。住戸部分は若い世代や中高年などを視野に入れた1LDKと2LDKをメインに、1〜2階部分へ店舗や事務所などを誘致するスペースを4区画程度想定している。また、立体駐車場としては、現在の駐車スペース66台の3倍程度を収容できる規模を想定、合わせて240台分の駐輪場も設置するとしている。現在行っている検討は、提案時を基本に行っている。