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日刊建設タイムズ社
2023/07/27

【千葉】県へ要望活動実施/課題踏まえ優先整備箇所/「館山・鴨川道路」整備促進期成同盟会

 地域高規格道路「館山・鴨川道路」整備促進期成同盟会の2023年度総会や要望活動などが26日、千葉市内のホテルプラザ菜の花3階「菜の花1・2」で行われた。総会で23年度事業計画など全議案が承認され、即日、熊谷俊人知事に対する要望活動を実施した。館山・鴨川道路は、館山市と鴨川市を結ぶ延長約30kmの高規格道路として計画されている。地元市町や県などで構成する館山・鴨川間道路交通対策検討会およびワーキンググループでは、道路交通課題の抽出・整理などを行っており、今後、道路交通対策の検討、優先整備箇所の抽出、道路交通対策箇所の整備効果の検討を進めていく。
 総会の冒頭、会長の長谷川孝夫・鴨川市長は「道路整備・管理を長期安定的に進め、災害に強い広域道路ネットワークを構築するためには、地域高規格道路『館山・鴨川道路』の早期の計画の具体化とともに、防災・減災、国土強靭化のための財源確保などが不可欠。期成同盟会の果たす役割はますます重要になっていくる」との見解を示し、引き続きの力添えを求めた。
 また、特別顧問の石井準一・参議院議員(自由民主党)と臼井正一・参議院議員(自由民主党)、来賓の池口正晃・県県土整備部長があいさつに立った。
 池口部長は「館山・鴨川間道路交通対策検討会において、優先整備区間を検討するため、道路交通に関する課題の抽出・整理を進めている。引き続き、地域が目指すまちづくりを踏まえ、検討を深めていきたい」と話した。
 23年度は、館山・鴨川道路の自動車専用道路としての早期の計画の具体化と整備促進について陳情を行うほか、同様の趣旨を有する道路関係団体などの行事に協賛・参加する。
 総会閉会後、横田彰洋・県土整備部道路計画課長が「館山・鴨川道路の検討状況について」をテーマに講演を行った。
 要望活動は、会員の長谷川市長、森正一・館山市長、石井裕・南房総市長、内田正司・鋸南町副町長および各市町の議長などが参加した。要望内容は、館山・鴨川道路について、有料道路事業により自動車専用道路として早期に計画を具体化し、整備促進を図ることなど。k_times_comをフォローしましょう
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