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新建新聞社
2023/08/07

【長野】長野運動公園「総合体育館」整備外プロポ結果

最優秀者は戸田・梓・飯島・高木・宮本JV
提案整備事業費は税込86億5480万
 長野市は、公募型プロポーザル方式で事業者選定を進めていた「長野運動公園総合体育館整備外事業:長野市吉田5丁目1番19号外」の審査結果を8月3日に公表。最優秀者を戸田・梓・飯島・高木・宮本共同企業体(以後、JV)とした。7月27日開催の選定委員会で提出された技術提案書を審議し決定したもの。
 市は今後、同JVの提案内容をもとに事業日程等を精査・調整し、年度内の設計着手を目指す。
 公表された提案内容によると、整備事業費の総額は税込86億5480万円(市が提示した税込契約限度額103億4434万円に対して83.67%)。事業期間は契約日から2027年12月15日となっている。
 提案スケジュールでは、23年9月から設計に着手し、25年3月から新総合体育館の建設工事(供用開始は26年12月)、新体育館の建設期間中にアクアウイングの長寿命化改修工事を約半年間同時に進め、26年12月から既存体育館の解体、27年10月から外構工事を進める計画としている。
 選定委員による講評では、◇コストと内容のバランスが取れた優れた提案◇多用途に利用可能な施設提案◇文化スポーツの市の拠点として長野市にふさわしいコンセプトと外観◇限られた工期内に完成可能とする現実的な提案―などが評価されていた。
 同事業は、老朽化した長野運動公園総合体育館の建て替えおよび既存体育館の解体、隣接するアクアウィングの長寿命化改修を実施するもので、整備完了後は両施設とも2028年開催「第82回国民スポーツ大会・第27回全国障害者スポーツ大会」の競技施設として使用される。
【案件概要】
 事業名=長野運動公園総合体育館整備外事業
 工事箇所=長野市吉田5丁目1番19号ほか
 業務概要=◇長野運動公園総合体育建設工事/基本・実施設計、建設工事(建築、電気、機械)、解体工事、駐車場整備・公園整備工事、工事監理◇アクアウィング長寿命化改修工事/基本・実施設計、長寿命化改修工事(建築・電気・機械)、工事監理
 事業期間=設計業務契約締結日〜2028年3月末

提供:新建新聞社