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建設経済新聞社
2023/08/21

【京都】洛西ニュータウンのタウンセンター 社会実験通じ利活用で課題抽出

 京都市は、西京区の洛西ニュータウン(NT)の中心として商業施設や金融機関、官公庁施設等が集積する地区「タウンセンター」について、社会実験を実施。公共空間の利活用などで課題を抽出する。
 洛西NTのタウンセンターでは、ラクセーヌ専門店街の全面リニューアルを実施。令和5年12月にリニューアルオープンを予定する(スーパーマーケットは先行オープン予定)。
 また令和6年10月に医療モールが進出する予定で、令和5年6月に京都市住宅供給公社、京都市西京区役所洛西支所と日本元気グループ(会長神成裕氏)が洛西地域の医療・介護等に係る包括連携協定を締結した。
 こうした中、タウンセンターにおいて、公共空間の新たな利活用や、将来の事業者誘致も見据えた夜間の賑わい創出について可能性を検証するとともに、タウンセンター公共空間利活用にあたっての課題を抽出する。
 都市計画局はこのほど、洛西ニュータウン・タウンセンターにおける社会実験企画運営業務について、公募型プロポーザルで公告した。
 委託業務の主な内容は、@社会実験の企画及び実施(ア・居心地の良い空間の設置(デザイン性に優れたストリートファニチャー等を適切に設置し、来場者が楽しく快適に過ごせる空間を演出等)、イ・ステージ企画等(音楽の生演奏など、夜間に相応しいステージ企画を実施等)、ウ・物販・飲食コーナー、エ・会場マップ及び案内板の作成、オ・アンケート調査の実施、カ・会場等の照明他)A広報活動の実施等。
 プロポの主な参加資格は▽京都市の区域内に本店、支店又は営業所を有すること▽当該業務と同種又は類似の業務について、地方公共団体、都市再生機構又は地方住宅供給公社(これらに準じる組織を含む)からの受託実績があること。ただし当該業務のプロポーザルの公告の日前3年以内に業務を完了したものに限る等。
 社会実験は9月22日・23日に行う。
 業務の規模及び契約金額の上限は50万円(税込)。
 参加申込書及び企画提案書等の提出は8月25日まで。
 担当は京都市都市計画局住宅室住宅政策課(рO75−222−3666)。